中学受験 アテナ進学ゼミ

ご挨拶

 「学習」とは何のためにするのでしょうか。テストで点数を取るためでしょうか。より偏差値の高い学校に入るためでしょうか。 通知表の成績を上げるためでしょうか。もちろんそうしたことが目的である場合もあるでしょう。 しかしそれらは一時的なあるいは短期的な目的に過ぎないと私は考えます。 たとえば人生80年として、学校教育を受けている期間は人の一生の約20%です。 ましてや有名私立中学に入って有名大学を出たとしても、それはたかだか15%でしかありません。 この15%のために人の人生があるとは到底思えないのです。 二十歳前後の学生時代は確かに人生において輝かしい時期であることは間違いありません。 「小学校時代が一番楽しかった」「高校時代の好きだったあの人のことは一生忘れない」などという人も少なくないでしょう。 しかし学生時代をいかに楽しく生きるかよりも、それ以降の人生をいかに充実して生きるかの方が人生においてははるかに重要であるといえます。

 人はみな、なにがしかの生きがいや夢を持って生きています。 それが異性にもてることなのか金儲けをすることなのかあるいはその他なのかは人によって様々でしょう。 しかし自らの夢を実現させたり、生きがいを充実させながら人生を歩くことは言うほど簡単なことではありません。 そこには様々な障壁が立ちはだかり、私たちの夢を実現する行く手をさえぎろうとします。 そのときにそうした障害に立ち向かい逆境を乗り越え充実した幸福な人生を送るためには、「頭がよい」ということは「精神的にタフである」あるいは「体力がある」と同じくらい大きな武器となりえる筈なのです。

 ここでいう「頭がよい」とは「偏差値が高い」とか「学力がある」とか「いい学校を出ている」ということとは決して同値ではありません。 世の中にはただ「お勉強ができる」だけの人がたくさんいると私は思います。この場合の「頭がよい」とは「賢い」ということです。 知識があるのではなく「智慧(ちえ)」を持っているということなのです。 ただ偏差値が高くお勉強ができるだけでは「智慧」があるとは言えないでしょう。 ではどうしたら人は賢くなれるのでしょうか。

 私は算数・国語・理科・社会あるいは英語・数学といった基本的な学習の中でこそ、人が賢くなるための訓練が可能であると考えます。 「賢い」とは「状況を把握し、情報を分析し、的確な手段を講じ、新しい手法を生み出す」そういう能力に長けていることだと思います。 入試問題も同じです。まず問題文を読んでそこで示されている条件をしっかりと把握し、行間に隠されているヒント(情報)を読み取り、自らの過去の学習で得た解法を組み合わせて問題を解いてゆくわけです。 時にはこれまでに見たこともない問題に出くわすこともあるでしょう。 そんな時でも動じることなく、まったく新しい解法をその場で思いつき正答を導き出すのです。 そこには人生における様々な障壁を乗り越えるための基本的な要素が詰まっていると言えます。

 私は授業の中で教え子たちに「頭を使え」「解法を丸暗記するな」ということをよく言います。 そうした訓練を積むことで、脳の力を徐々に高めていくことが可能だからです。 子ども達の脳を鍛え心を鍛えていくことで、将来少しでも「あの塾に通ってよかった」と思ってもらえるよう、日々努力していきたいと考えています。

宮本 毅
私立武蔵中学・高等学校 卒業
一橋大学 商学部・社会学部 卒業
大手進学塾等にて指導歴20年以上
都内有名中高に多数の教え子を送り込む
「全ての子ども達に自発学習を」をテーマに
毎月1回公開講座を開催し
年間のべ600名以上を動員する
若い頃からの変わらぬ熱血指導で生徒たちの
「知的好奇心」を引き出す授業が持ち味